フォルクローレとは



南米、主にアンデス地方を中心とした民族音楽の総称です。広大な高原の中で生まれたゆったりとした音楽に、スペイン生まれの情熱的なリズムが加わり、独特な風合いをかもし出しています。歌詞は主にスペイン語、またはケチュア語が使われます。 コンドルが飛んでいく(El Condor Pasa)が有名です。


ケーナ

Quena

ケチュア語で穴がぽつぽつあいているという意味。植物の葦に穴をあけた縦笛である。アンデス地方からアマゾンにかけて、広く使われている。

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サンポーニャ(別名:シーク)

Zamponya (Alias:Siku)

サンポーニャ (別名:シーク)底に節が来るように切った葦でできている。瓶の口を吹くと音が出るように、口に息を吹きかけることで音を出している。長さの違う管を束ねることで音階をなしている。

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ギター

Gita

入植時代にスペイン人が持ち込んだ、ごく普通のクラシックギター。フォルクロ-レではカットと呼ばれる独特な奏法によりリズムを刻むと同時に、ベースの役目をする。

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チャランゴ

Chalango

スペイン人の持ち込んだクラシックギターをまねて、現地の人が作ったもの。サイズからするとウクレレのようだが。5弦で同音が二本ずつ並んでいる。澄んだ高温が特徴的。チャランとなるからチャランゴという名が付いた。アルマジロの皮でできたものもある。

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ボンボ

Bombo

リャマというらくだの仲間の毛皮をなめさずに張った太鼓。ボンボンとなる音からボンボという名ついたといわれている。

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