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巨大科学技術=理解できない → 理解できるものの集合体へ

かつて、日本の建物は経験と勘で作られてきました。建設からメンテナンスに至るまで、必要な建物のつくりは全て棟梁にゆだねられました。弟子に継承されなかった建築は崩壊を待つのみです。その中で紙の上で設計し、共有すると言う方法は、建築界に飛躍的な作業効率の向上をもたらしたのです。

巨大科学技術、巨大社会は理解できないと言われます。相次ぐ事故や不祥事は理解不足から来るところも多分にありますが、一方で理解を促さない悲観的な論評が非常に多いと思います。工学部で扱われるシステム工学、単位操作、技術史で扱われる工業化の歴史を相互に絡めながらご紹介したいと思います。


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